キャスティング不評から始まった今作の印象はどう変わった?
作品情報😀
作品名 | 幽遊白書 |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2023年12月14日 |
上映時間 | 55分✖5話 |
ジャンル | アクション/実話もの |
映画サイト評価 | ◎映画.com: ◎Yahoo!映画: ◎Filmarks: |
あらすじ📒
『幽遊白書』予告動画🎬
✔『幽遊白書』観る前に気になるCHECK POINT👍
作品の口コミ紹介!
北村匠海の幽助がハマり役すぎる!
戸愚呂兄弟どう再現するのだろうかって思ってたけど凄い技術によって再現されてた!兄が気持ち悪くて◎
バトル漫画の実写でこんなかっこいいバトルシーン爆誕させるとは
予算凄そうだけどもっと続きが観たい!
ネタバレ無し感想📒✨
人気漫画の実写化に皆さんはどのような印象がありますか?
最も印象的な衝撃作は、ドラゴンボールのハリウッド実写化でしょうか😯!
あれは、キャラヴィジュアルもストーリーも1つも原作リスペクトを感じない最悪という印象が強い作品でした(笑)
漫画原作の実写化は、数多くありますが、SF要素の強い生身の人間が再現不可能な動きでアクションするものやヴィジュアル再現が不可能なキャラが登場する作品に関しては、実写化が難しいという印象があります!
ドラゴンボールはその代表例で、今回の『幽遊白書』も実写化が難しい部類に入り、正直、実写化決定というニュースと共に不安要素を感じた方は少なくないでしょう!
では、実際に鑑賞して観てその不安要素はどう変わったのか紹介していきたいと思います👍✨
原作を知らない人ほどより楽しめる⁉
僕も原作をリアルタイムで楽しんだ世代なのです!
少年ジャンプも毎週購入して読んでいたので、少年ジャンプ漫画の王道アクションに求めるものという点では、熱いものがあります!
キャラクターイメージも頭にしっかり入っているし、名場面がどのように描かれているかも楽しみの1つだ!
そう…はじめから原作と比較しながら観ようとしてしまっているのだ!
こればかりは仕方が無い!
人気漫画の…、しかも、実写化に向かない作品であろうとも期待してる部分はある!
今作は、原作を知らない人にも楽しめるストーリー展開で、面白い! むしろ知らない方が良いくらいに感じましたね!
あの場面が無い、ここはカットしないで欲しかったなど作品を鑑賞するにおいてそんな雑念を感じずに済むからです!
原作を知らないけど、気になっているという方には、胸を張ってお勧めできる作品です👍✨
アクションシーンが凄かった‼
アクションシーンは、全体的にクオリティが高い印象です‼
鑑賞してまずはじめに感じる部分がこのアクションシーンです。
幽助が子供を助ける為にトラックに轢かれるシーンがあるんですが、あまりに迫力があり過ぎて5回くらい巻き戻しして観ちゃいました‼
人がトラックに轢かれるシーンでは、『空白』という映画のシーンが僕の中で一番印象的でしたが塗り替える程、良かったですね~!
CGに頼り過ぎず、環境にあるものを利用しながら戦うシーンには、毎回ギリギリの攻防戦を感じられ、好印象でした!
スピード/飽きさせないアクションは最大の見どころの1つですね!
上に載せた予告動画がはじめのアクションシーンになるんですが、魔回虫に取り憑かれた同級生‣桐野と戦うシーンです‼
韓国ゾンビのような動きをする敵に対して迫力あるアクションが楽しめます!
Netflix『幽遊白書』どんなアクションが描かれているのかな?って方は、参考にしてみるのも良いかと思いますよ👍✨
そして、僕的に一番好きだったアクションシーンが、鬼の妖怪‣剛鬼とのシーンです!
車の廃屋上での戦いなんですが、車のドアを投げ飛ばす剛鬼に対してまるでマトリックスのように避ける幽助!どの場面もギリギリの攻防で観ていてハラハラするシーンで好きでしたね!
下にその予告編を張り付けていますが、少しでもネタバレしないで本編を楽しみたいという方は観ないで本編鑑賞がおすすめです!
ここからは、残念POINTも紹介していきます↓↓
少年ジャンプ原作らしさを感じない‼
『少年ジャンプ3大原則』と検索すると、沢山出てくる『努力/友情/勝利』というキーワード!
はじめに良かった点として、5話という短い設定の中では、うまくまとまっていると紹介したのですが、本作は、戸愚呂弟100%戦まで描いていて原作で言えば13巻までになります!
13巻を5話で描くとなれば、カットされるシーンは多くあるのは予想出来ます!
そして、カットされているシーンにも大きな違和感の無い構成で編集されていて、良くまとめているという印象を抱ける反面、カットされたシーンに上で話した“少年ジャンプらしさ”が詰まっているように感じて残念なPOINTにもなりますね!
原作を好きだった僕らからしたら幽助と桑原との関係性も薄く感じるし、努力の部分では、戸愚呂弟に立ち向かう為に暗黒武術大会決勝の前に霊光玉を授かる為に激痛に耐えたシーンなども無く、戸愚呂弟がどれだけ強い存在なのかも弱く感じます。
飛影とも勘違いで戦いを交えた程度で、互いの強さを認め、共に共闘するシーンも無く、元は敵だった存在がいつの間にか仲間になっていくという熱い展開も弱いですね。
だけど、
“少年ジャンプらしさ”と話しましたが、その部分が無い事が原作ファンにとってはマイナスPOINTにもなるかもしれませんが、けっして残念なだけでは無いようにも感じます!
原作とはまた別物のちょっとシリアスな『幽遊白書』と捉えれば納得できる印象はあるからです!
これが初見で観た方には、納得できるレベルの『幽遊白書』が楽しめると思います!
それぞれに良さがありますので、ぜひね、原作の『努力/友情/勝利』、実写版の『シリアス白書』も楽しんでみて欲しいですね!