自閉症の天才外科医が涙を誘う感動のヒューマンドラマ!
作品情報😀
作品名 | Good Doctor 名医の条件 |
制作国 | アメリカ |
放送日 | 2017年にアメリカでテレビ放送 |
上映時間 | 50分✖18話 シーズン5まで配信中 |
ジャンル | 医療ドラマ/ヒューマンドラマ |
映画サイト評価 | ◎Filmarks: |
〇自閉症ながら記憶力に驚異の能力を発揮するサヴァン症候群の医師ショーン・マーフィーの活躍を描く医療ドラマです。
〇2013年に韓国で放送されたグッドドクターをリメイクした作品で、現在までにシーズン6まで放送されている。
〇日本でも、山崎賢人主演でリメイクされている(2018年)。
あらすじ📒
キャラクター紹介‼
◎ショーン・マーフィー・・フレディ・ハイモア ハイモア自閉症でサヴァン症候群の外科研修医。
◎ニール・メレンデス・・ニコラス・ゴンザレス 胸部外科医。ショーンら研修医の指導医。聖ボナベントゥラ病院ではトップクラスの腕を持つ外科医。
◎クレア・ブラウン・・アントニア・トーマス 外科研修医。ショーンの友人でもあり、理解しようとしている。
◎ジャレッド・カル―・・チュク・モデュ― 外科研修医。実家は裕福な家庭。
◎マーカス・アンドリュース・・ヒル・ハーパー 形成外科医および、外科医の最高責任者。
◎アーロン・グラスマン・・リチャード・シフ サンノゼ聖ボナベントゥラ病院院長。脳神経外科医であり、ショーンを14歳の時から育てている。
主人公を演じたフレディ・ハイモアについて!
◎1992年、イギリス生まれの俳優。父親も俳優である。
◎映画『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)で名子役として有名になった。
◎有名になった彼は、映画『サイコ』にインスパイヤされたTVシリーズ『ベイツ・モーテル』(2013~2017年)では、主演を演じて話題になった。
◎大きな間を入れず、次は、『GoodDoctor 名医の条件』に出演。プロモーションの為、来日した際に、ハイモアは「長年、『ベイツ・モーテル』で人を殺してきたので、やっと人を救う立場になれた」と笑顔で語った。
海外ドラマ『Good Doctor 名医の条件』予告動画🎬
ネタバレあり感想🤔
今回は、この魅力ある医療ドラマの見どころをどんどん紹介していくよ😀👍
他の医療ドラマにはない異なる点がある🤔!
この医療ドラマは、他とは異なる点がある。
それは、主人公であり、医者であるショーン・マーフィーが自閉症を患っているという点だ。
自閉症は、社会性の障害や他者とのコミュニケーション能力に障害・困難が生じたり、こだわりが強いといった特徴を持つ。
知的障害や自閉症などの発達障害のある人が、その障害とは対照的に優れた能力・偉才を示す事をサヴァン症候群といい、主人公ショーンもその1人である。
天才的な記憶力や優れた空間認知能力を持っている。
彼の頭の中には、人体における臓器や血管、神経の1つ1つが記憶されているだけでなく、立体的に保存されているのだ!
これは、他の医療ドラマにはない魅力の1つと言えるだろう。
ショーン・マーフィーの魅力😀!
コミュニケーションが苦手な主人公は、同僚の医師や患者さんにも不安を抱かせてしまったり、偏見を持たれる事もある。
例えば、末期のガン患者さんに告示しなければならない深刻な場面でも、彼は、感情の籠っていないトーンで、「あなたは、癌だ!余命はとても短い。」とストレートに言ってしまう。
患者さんは度々、大きなショックを受け、担当医を変えて欲しいと訴えられる事もある。
患者さんに病状を説明し、治療プランの提示をしていく医者にとって、コミュニケーションが取れないという点は致命的にも感じるが、周囲の指導医や院長、研修医同士の協力もあり、この大きな問題に向き合っていく。
次第に感じる彼の成長に胸が高まるし、どれだけハンデがあろうと、向き合う事が大切だと気付かされる。
始めは、ショーン・マーフィーの採用に関して病院首脳陣の全員反対だった。
でも院長のグラスマンだけは、彼は優秀な外科医だと信じ、もし、彼が失敗した場合には、自分は責任を取って辞職すると辞職をかけ、反対を押し切る。
彼を信頼するスタッフは数少なかったが、シーズンを重ねる毎に、その信頼が大きくなっていることにカタルシスも感じる。
海外特有の人間関係が良い😣✨
思った事をズバズバ言っちゃえるから人間関係が深まるテンポが最高。日本が舞台なら気を使い合い、描くのに3話くらい使うところを1話で済ませられるくらいにテンポが良い!
気を使わない本音トークの連発は、観ていて気持ちいいし、複雑な人間関係が話を進めていく内に繋がりを感じるようになり、大好きな点の1つになっている。
簡単に人間関係を解説すると、
ショーンは、指導医のメレンデスに対して「あなたは傲慢だ!」と臆せず訴える。
そんなショーンに対して、メレンデスは雑用ばかりを押し付ける。
ショーンがやらかせば、指導医である自身に責任が及ぶからだ。どれだけの能力があるかも評価されず、全く信用されていない。
一方で、院長の座を狙っている外科部長のアンドリュースは、マーフィーに普通の研修医と同じ扱いをしろとメレンデスに忠告するが、これは優しさから来るものではない。
普通の研修医と同じく取り組み、マーフィーが失敗でもすれば、自身のクビを掛けてマーフィーを外科医に押した院長グラスマンの後釜になれると思っているからだ!
他にも、マーフィーの能力だけを利用し、突発的なアイデアを盗み、指導医に評価されようとする外科研修医のジャレッド・カル―。
そんな彼と寝ているが、冷めた関係に見える女性研修医のクレア・ブラウン。
また、病院の創業者の孫であり、経営を担うジェシカも話に絡んできて、そのジェシカの婚約者が指導医のメレンデスという複雑ぶり。
みんなが本音でぶつけ合うので、複雑な人間関係もどんどん紐解かれていく。
ここは、この作品の見どころであるし、その人間関係に人種、ジェンダー、貧富、宗教、いろんな問題の要素も加わる。
人間関係の深さを描く!
これこそが、最大の魅力かもしれません。
✔『Good Doctor 名医の条件』観る前に気になるCHECK POINT👍
作品の口コミ紹介!
また良い海外ドラマに出会ってしまった。医療ドラマである前に人間ドラマとして濃厚に描かれている。自閉症の演技もすごく自然だった。じぶんも周りにいた経験があるからわかる。こうした個性をもつ人達が全てに理解されることを願う。
医療現場は場面場面で常に判断をしなきゃいけない。
忖度せず正直なのも善し悪し。
アメリカ版は人種、ジェンダー、貧富、宗教、いろんな問題が乗っかってて考えさせられる。
以上、海外ドラマ『Good Doctor 名医の条件』の感想でしたー👍
気になる作品の点数は?😣
10点中/ 10点です!