1945年の朝鮮半島を舞台に描くクリーチャー作品は本当にひどい?
作品情報😀
作品名 | 京城クリーチャー |
制作国 | 韓国 |
配信日 | 2023年12月22日 |
上映時間 | 70分✖7話(8~10話は2024年1月5日より配信開始) |
ジャンル | アクション/SF/怪物もの |
映画サイト評価 | ◎Filmarks: |
あらすじ📒
キャラクター紹介
◎チャン・テサン(パク・ソジュン):金玉堂(質屋)の当主。裕福で影響力のある資産家で、京城一の情報通として知られている。正義よりお金を優先するような人物だが、失踪事件を追うチェオクと出会ったことで、人間らしく生きることについて考え始める。
◎ユン・チャオク(ハン・ソヒ):行方不明者や死者を見つけ出す捜索専門家(トドゥクン)。幼い頃から父とともに満州と上海を行き来しながら生き抜く術を身につけてきた。10年前に失踪した母を捜すため京城に来たことでテサンと出会う。失踪事件を追っている最中、恐ろしい現実に直面する。
◎前田由紀子(キム・スヒョン):実父が前田将軍という家柄で、京城一帯を取り仕切る前田家の女主人。失踪事件に関わりがあるとされる。夫は石川警務官。
◎ナウォル夫人(キム・へスク):金玉堂の執事。温和な性格で、テサンの心強い味方。
◎ユン・ジュンウォン(チョ・ハンチョル):チェオクの父でトドゥクン。行方不明になった妻を探すため、娘を連れて満州と上海を10年間行き来していた。
◎クォン・ジュンテク(ウィ・ハジュン):テサンの友人。裕福な家に生まれたが、親日家である家族への反感が強く、独立派として活動している。女グセが悪い。
(シネマトゥデイより抜粋)
『京城クリーチャー』予告動画🎬
✔『京城クリーチャー』観る前に気になるCHECK POINT👍
作品の口コミ紹介!
敵役としてはそれなりのヒールさが必要だし、敵を極悪非道な鬼畜な人間に仕立て上げる作品なんてたくさんあるからそんなに気になるほどじゃなかった。
みんな大好きなRRRも植民地時代のイギリス人をボロクソに描いてるじゃない!イギリスでも人気あったのは極悪非道なヒール役を描ききったからスッキリ度高かったんだろうなあって思うので
このドラマも中途半端にしないでやり切ってほしい。
韓ドラファンだがあまりにも酷すぎる。
残念でならない。
日本のことは誇張して演出するが植民地支配の事実はドラマ化する勇気は無いだろう。
ネタバレ無し感想📒✨
実際に鑑賞して”反日要素”をどう感じたのか🤔?
僕的には、そこまで意識する事は無かったですね!
実際に1910年から終戦間近までの1945年の間、朝鮮は日本の統治下にあり、この時期を“日本植民地時代”と言うらしいです。
この作品で大日本帝国軍は、朝鮮の病院の地下にて朝鮮人を生体実験に掛けていたという内容が描かれる訳ですが、実際に”731部隊”大日本帝国陸軍に存在した研究機関の1つらしいです‼
満州に拠点を置き、兵士の感染症予防や、そのための衛生的な給水体制の研究を主任務とすると同時に、細菌戦に使用する生物兵器の研究・開発機関でもあった。そのために人体実験や、生物兵器の実戦的使用を行っていたとされる(Wikipedia調べ)
事実がどうだったかは、僕にも分かりませんが、”反日要素”は、存在した内容なのかもしれないですね‼
当時の日本は、欧米列強の東アジア進出を前にして、日本が対外的に独立を達成するためにも、欧米列強に並ぶ強国の建設を第一に実現しなければならないという状況にあったらしい。
その為に、富国強兵を掲げて資本主義化と軍備の拡充を目指し、近代産業育成政策として殖産興業を推進したとされる。
領土で劣る日本は、植民地を増やしていく事で欧米に対抗しようとした訳なんですよね‼
その政策を推進する為、教育への影響も強く、国家を個人に優先させるという国家主義が主力となり、これが天皇を中心とする伝統的な権力体制と結合していったことされています‼
いくつか戦争を重ね、日本は勝ちを重ねてしまった事で政策や教育は加速していく。
僕個人的には、多くの犠牲者を出した戦争で敗北した事は良かったと思っています。あの場面でも万が一、勝ってしまっていたら今の日本は無く、今でも戦争のある国家だったかもしれないし、この作品に描かれている内容に近い事を行っていたかもしれない。
世界で唯一、原爆が投下された国として、多くの犠牲者を出した背景を忘れずに、あのような歴史を繰り返さないようにしなくてはと思います。
確かに”反日要素”として描かれている日本を観るのは、気持ちの良いものでは無いですが、映画やドラマはエンタメとして昇華する為にある程度、誇張するものです!
描かれたクリーチャーもその1つ!
フィクションであり、1つのエンタメとして鑑賞するのがお薦めで、そういった視点で鑑賞する事で、”反日要素”は気になりませんでしたよ👍✨
“反日要素”よりも気になったのは😯?
この作品は、第1話から気になる展開力を見せるタイプの作品では無く、徐々に加速していくタイプの作品です‼
そのタイプとしては、映画よりのドラマの方が相性が良いと話しましたし、その影響でpart1である全7話を2日で鑑賞してしまう程、ある程度ののめり込みは感じました👍✨
しかし、盛り上がってきてからも、そこの持っていく過程もややパンチ力に欠けるという印象も同時に感じてしまう内容でもありました。
1945年春の日本朝鮮植民地時代を描く、時代劇としての斬新さは感じなく、また、物語加速していく様子を盛り上げる要素の1つであるアクション性も弱い😯‼
この作品には、700憶ウォンの製作費が投資され、2023年のNetflix配信ドラマの期待作の1つとして楽しみにしていた方も少なくないだろう。
実際に配信され、公開初日にはワールドランキング6位に入り、26日現在では、2位まで上昇!
上々な滑り出しを魅せたかのようにみえますが、配信された途端、地元韓国でも酷評が溢れだしているという記事も良く見かけるようになりました。
日本でも同様に”半日要素”というワードと共に酷評されているのが現実です。
期待が大きかったという点もかなり影響していると思います。主人公には、梨泰院クラスのパク・ソジュンが居ますし!
酷評の中には、“パク・ソジュン好きだったのに嫌いになった”。
“出演する作品ちゃんと選びなよ、最低”
という演者にまで飛び火した内容もありました。
全体像としては、多大な製作費を掛けた韓国ドラマ大作に豪華俳優陣を揃えた事で期待は大になったが、京城時代劇/クリーチャーという二足の草鞋を履こうとした”欲”が失敗の原因ように感じます。
また、莫大な製作費とは裏腹に時代劇という斬新さは乏しく、アクション性も弱め…
僕的には、日本を悪く描いているという点よりもそっちの方が残念に感じてしまうPOINTでしたね~😭!
7話の終盤で描かれた展開に気になっている僕自身も居て、2024年1月5日から配信されるpart2の残り3話は、ぜひ、観てみたい。
この残り3話でpart1の現状の感想を塗り替えてくれる事にも期待して♡
色々酷評されている部分は確かに存在する作品ですが、Netflix加入しているなら一度は鑑賞しても損は感じない作品にも感じます。
これは、フィクションであり、エンタメである事を念頭に楽しむのが一番正解の見方かもしれません!
ではでは、part2配信されたらまた、感想を更新していきます!¥