映画.comより引用
政略結婚させられドラゴンへの生贄…⁉立ち向かうプリンセスの物語‼
作品情報😀
作品名 | ダムゼル 運命を拓きし者 |
制作国 | アメリカ |
配信日 | 2024年3月8日 |
上映時間 | 107分 |
ジャンル | アクション/ダークファンタジー |
映画サイト評価 | ◎映画.com: ◎Filmarks: |
あらすじ📒
キャラクター紹介
◎エロディ(ミリー・ボビー・ブラウン):貧しい自国を救うため政略結婚に応じるプリンセス。
◎イザベル王女(ロビン・ライト):政略結婚の裏に秘密を抱えた悪女。
◎ヘンリー王子(ニック・ロビンソン):政略結婚の相手で王子。イザベル王女の言
『ダムゼル 運命を拓きし者』予告動画🎬
✔映画『ダムゼル 運命を拓きし者』の気になるCHECK POINT👍
作品の口コミ紹介!
また、流石というか映像のスケールはかなり高くライトに見れたにも関わらず、結構すごいロケーションのシーンが多くてその辺はまだまだ邦画では真似できない部類なのかなぁと感じると共に、ファンタジーはやっぱり外国に限るで‼︎と感じます!
またお姫様がいきなり活躍できる背景がどこにも描かれていなくて…それでも、気楽に鑑賞できるおうち映画にピッタリに作品ではあった!
ネタバレ無し感想📒✨
映画としての展開力は序盤がピーク⁉
簡単なあらすじとしては、
『とある王国に嫁ぐことになった王女の戦いを描くファンタジー。ドラゴンの生贄にされようとしていた王女が、生きるために自らの力で理不尽な運命に立ち向かう』
と言ったものだ🤔!
貧しい自国を守る為に政略的な結婚に応じるプリンセス。
相手の王子は、魅力的で優しい雰囲気もあり、結婚前夜ちょっとだけ打ち解ける様子もあり、政略結婚ではあったが、ちょっと安心したのも束の間…
この結婚の背景には、王族が古来からの伝統を守るために結婚させて迎えたプリンセスをドラゴンの生贄として利用する…
そんな策略があったのだ!
幸せな雰囲気のある結婚式の最中、炎を噴くドラゴンが潜む洞窟に投げ込まれた王女は、生き延びるためにあらゆる知恵を振り絞り、自らの力で運命を切り開いていく…。
この序盤の展開こそがピークであり、後はドラゴンに立ち向かう展開が主で結末は予想しやすいし、既視感がある展開に低評価されている!
他にもかなり子供向け!
R13作品ってあるけど、対象年齢は13歳までの間違いじゃない?
などの感想が低評価コメントとして紹介されている作品です!
近年のプリンセスの生き方が象徴されたストーリー!
ドラゴンの生贄にされる為に囚われたプリンセス…
そんなお話って昔から良くあるんですよね!
ディズニー作品でもプリンセスのピンチを助けるのが王子様であり、特に昔の作品では、女性の幸せ=結婚と言った描き方が定番でした。
1934年の『白雪姫』1950年の『シンデレラ』1959年の『眠れる森の美女』のプリンセスたちも幸せな結婚を夢見てひたすら王子様を健気に待つ受動的な女性のイメージが強く描かれている。
そんな彼女達を取り巻く環境に当時の政治背景等が描かれます!
それは、家父長制と言って主に男性が支配的で特権的な地位を占める社会システムによる不遇の境遇から抜け出すには王子様との結婚が必要であり、「男性が居なければ何もできない」というような描き方が強かったんですよね!
僕の大好きなゲームで昔ながらに遊んできた『スーパーマリオ』も同様です!
クッパにさらわれたピーチ姫をマリオが助け出す。マリオが来るのを待っているだけのお姫様的な存在の描き方がされているんですよね!
今作はディズニー作品やマリオ作品では無いですが、どういうプリンセスが描かれているのでしょうか?
今作のプリンセスは生贄目的で騙され政略結婚をしていしまう…
そのプリンセスを助ける王子様的な存在…
そんなキャラクターなど一切出て来ません!(笑)
スーパーマリオで例えると、さらわれたピーチ姫を助けるマリオは存在せず、ピーチ姫自らが自分の力でその場を乗り越えていくというお話なんです!
ディズニー作品でも最近で印象的なのは『アラジン』のジャスミンが歌う『スピーチレス』がありますが、「これ以上黙って待っているだけではない」という力強い女性像に胸の高まりを感じました。
もう、姫を助ける王子様やピーチ姫を助け出すマリオの時代は終焉を迎えたのです😣!
シンプルなストーリーは好印象だけど…(ネタバレ含む)
これね、非常に分かりやすい突っ込みどころが多数あって設定の粗さに萎えるって方も多いと思うんですよね!
その点が子供向けって言われる理由なのかもしれませんが、そのシンプルさって分かりやすくて、おうちで映画を観るって時に何かをしながら鑑賞しても分かりやすいってのは、好印象でもあります!
では、突っ込みどころを一部振り返ってみましょう!
まず、ドラゴンが住む洞窟に放り投げられるプリンセスですが、これが結構な高さのあるもので、ドラゴンにやられる以前に落下死必死な状況で主人公がうけるのはかすり傷程度でした!(笑)
この主人公であるプリンセスが生贄になる前にも多くの犠牲者の存在が洞窟内にはあり、壁にはドラゴンが住む洞窟内の地図が記されていました。
歴代の生贄プリンセス達が命がけで作り上げた地図なんでしょう。
主人公のプリンセスはこの地図を頼りにドラゴンから逃げていく訳なんですが、主人公は、この地図に追加したり行動する事は無く、自己中心的にも映る!
歴代のプリンセス達は昔に良く描かれていた受動的で助けを待つだけの女性達だったのか、他に犠牲となる可能性があるプリンセス達の為に地図を残した?
助けを待つ選択をしなかった主人公は、地図を利用するだけで自らの力で立ち向かった。
その差が生死を分けたというメッセージ性があるのかは分からないけど、腑に落ちない点も多数ある作品であるのも確かだ!(笑)
肝心のドラゴンは人間の言葉が話せるし、最終的に和解できるなら序盤で説得を試みれば30分で終わりそうなシンプルな話を無理やり伸ばしたような印象もある。
ドラゴンは人間の言葉を話せない設定の方が良かった気がする!
こんな感じで突っ込みどころを上げればもっと出て来そうなんだけど、僕は、シンプルで観やすかった今作を割と気に入っていて、文句は言っていても好印象が勝っている👍✨
鑑賞必須って作品では無いけど、頭を使わずにながら鑑賞できる作品って選ぶなら持ってこいの作品です!
ぜひ、ご覧になって観てはいかがでしょうか?